台風21号の影響で9月4日(火)より閉鎖されている関西航空は、現在復旧作業に追われている状況です。
9月は3連休が2回あり飛行機を使う予定の方もいるかとは思いますので、現時点での関西国際空港の状況や復旧見込み、国際線の運航状況や連絡橋の通行に関してお伝えしていきます。
関西空港復旧見込みはいつ?
関西国際空港の復旧作業に伴い、関西国際空港を利用してバンコクなど旅行に行っている利用客は、関西国際空港の受け入れ態勢が整っていないため、便の変更をしているそうです。
いまだに復旧のめどが立っていない関西国際空港に関する台風21号の影響とその後の復旧状況は以下のようになります。
9月4日 台風21号が直撃
9月7日 B滑走路のみを使い一部の便で運航再開
9月8日 一部、国際線運航再開(仁川・釜山・台北・香港・上海)
9月10日 10日~13日までNHK973便 大阪発-上海行のみ運航 その他は欠航が決定
国土交通省は伊丹空港に対し、国際線を含む1日最大40便の受け入れを要請
9月13日までは壊滅的のようです。
最新 9月18日 浸水した第1ターミナルは北側も含めて21日には全て使用可能となり、関西国際空港は運行スケジュールを通常に戻すと発表
今後は9月中旬ごろまでには第1ターミナルの再開と関西国際空港会社から発表がありました。
関空の第1ターミナルとA滑走路 週内にも再開へ 国交相 #nhk_news https://t.co/hzJ7tY3YgL
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月11日
8日より格安航空会社ピーチで国際線を一部再開していますが、台風21号の影響から1週間たった今でもほぼ機能していない状況なのは深刻ですね。
※最新情報ですと、14日から暫定的ではありますが第1ターミナルでも運用再開をするそうです。
現状では、臨時的な対応をしている状況で、関西国際空港の完全復旧は1か月以上かかるのでないかと思います。
鉄道は9月中の再開を見通しているようです。
関空の鉄道再開、9月中にも 国交省が見通し https://t.co/Tkpyp2lbQz
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年9月11日
関西空港国際線の運行状況
最新 9月18日 浸水した第1ターミナルは北側も含めて21日には全て使用可能となり、関西国際空港は運行スケジュールを通常に戻すと発表
現在国内線は伊丹空港や神戸空港への振り替えで対応をしている状況ですが、国際線に関してはどのような感じなのでしょうか。
9月11日時点の運行状況をお伝えしていきます。
8日より一部国際線(ピーチ・アビエーションが17便、日本空港が2便)が運航を再開しました。
11日現在で運航予定されているのはピーチの中国方面のみとなっております。
第1ターミナルが冠水しているため、国際線の運航はほぼ見通しが立っていない状況となっています。
国土交通省が伊丹空港への国際線依頼を出しておりますが、12日に回答とのことなので、最新の情報を待ちましょう。
関西国際空港のフライト状況こちらでチェックできます>>>関西国際空港
日本唯一の3空港が隣接している場所なので、上手く活用出来たらよいですね。
滑走路の長さの関係もあるのかとは思いますが、アジア便でしたら対応できるのではないかと思いますので、12日の伊丹空港の返答が良いものであることを期待したいですね。
なお、関西国際空港の情報共有はツイッターからでも行われていますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
ツイッター関西国際空港情報はこちらから
連絡橋は通行可能に!
台風21号の影響で関西国際空港の連絡橋がタンカーに衝突し、約3000人もの利用客が空港内に閉じ込められてしまいました。
取り残されてしまった利用客は1夜を空港内過ごし、5日に臨時の高速船により脱出したそうです。
空港に取り残された5000台の車については、8日連絡船の通行が可能となりましたが、鉄道部分の復旧作業は1か月ほどの見込みとのことです。
ですが、交通容量の制約によって自家用車での通行はまだできない模様です。
また被害の少なかった上り線のみが解放されている状況で、下り線に関しては復旧に長期間かかる見込みとなっています。
9月19日追記
#関空連絡橋 、2週間ぶりの鉄道再開です。写真は #台風21号 の爪痕が残る連絡橋を走るJRの始発列車(撮影・遠藤弘太)→ https://t.co/oU7KOSjnnO #関空頑張れ #関空 pic.twitter.com/9d4q8wOdZ7
— 共同通信写真部 (@kyodo_photo) 2018年9月18日
連絡橋の鉄道部分は復旧工事を終え18日から運転を再開しましたが、道路部分についてはこれまで復旧の時期が示されていませんでした。
これについて石井国土交通大臣は会見で、来年の大型連休までの完全復旧を目指し作業を進めることを明らかにしました。
損傷した橋桁は今月14日に撤去され、道路を管理する西日本高速道路は、再利用ができる一部を除いて新しい橋桁を製作しかけ直す方針だということです。
台風で大きな被害の出た関西空港で、タンカーが衝突した連絡橋の橋げたを撤去する作業が始まりました。(動画22秒)https://t.co/TfUBMD2Sa2#nhk_news pic.twitter.com/SAkAZ4LaaP
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月12日
まとめ
かなりのダメージを受けた関西国際空港ですが、台風直撃から1週間経ちましたけど状況はあまりよろしくありませんね。
現場も政府もかなり大変だとは思いますが。一刻も早い復旧へ最善の策をしていただきたいと思います。
現在、航空会社への電話は回線がかなりつながりにくい状況となっていますので、中国の空港に直接問い合わせている方も多くいます。
状況を知りたい方は、中国の空港に問い合わせてみるのも一つの手段となりそうです。
13日まではピーチ以外での国際線が欠航となっていますので、14日以降にどのくらいの国際線が再開されるのか、逐一チェックしていきましょう。
9月19日追記
関西国際空港は9月21日には運行スケジュールは通常に戻るようです、そして連絡橋は鉄道部分は復旧し運転が再開されました。
ただ道路部分の全面修復は来年のゴールデンウイークまでかかるそうです。
まだまだ台風21号のつめ跡が残る事になりそうです。